食文化をつくる新業態開発

by katzaota · 2022年5月24日

名古屋のマルエイガレリアに面白い業態の店舗がOPENする。なんとサーモンに特化した店舗。業態を開発する上ではマーチャンダイジングの幅、メニューの幅で勝負するのが現在の社会では常勝の一手となるが、株式会社JFBプロジェクトが今回取り組んだのがメニューを絞るという手法だった。メニューを絞ることで店舗の特色がはっきりし、そこに行けば何が得られるか明確となる。今回のサーモン専門バル、サーモンホリックに行けばサーモンに関する美味しいものが食べられるのが明白。

特化するといってもなんでも特化すればよいのではない。やはり、特化する上で市場の最大公約数の認知があり、好感をもっているものに特化することで業容を安定せしめることができる。サーモンというのはそういった点で良い手。日本の食卓にサーモンは朝から晩まで登場し馴染みが深い食材でありながら、海外の料理でも多用される食材。ちなみに本日お昼に行った定食屋で焼鮭定食を食べようとしたら、売り切れでした。その定食屋ではOPENと同時に売り切れるほど鮭が人気なんだそうです。そこから伺い知れるように潜在的にサーモンのファンが一定層いることがわかります。

サーモンホリックはフレンチシェフが監修したサーモンバル。見て、食べて美味しいサーモン料理を提供していくとのこと。例えばサーモンのオードブル、たい焼きの形をした中がサーモンクリームとチーズが入ったサーモンホリック焼き。各種のカリフォルニアロールを改良したサーモンロールなど多種多様なサーモン料理で顧客を楽しませるそんな店舗になるようです。

外食関連の新業態は誕生と共にそこに文化を作り上げます。今回の株式会社JFBプロジェクトのてがけるサーモンホリックも新たな文化を名古屋に誕生させる業態になっていくのではないかと期待しております。同社の今後の活躍に期待です。以下、株式会社JFBプロジェクトのプレスリリースより画像と店舗概要を引用。