株式会社ベイシアの新展開：2023年新規出店と多様な店舗形態での成長戦略

株式会社ベイシアは、1959年に群馬県伊勢崎市を起源とする総合スーパーマーケットとして、「いせや」の名で創業されました。社名はラテン語で「良い、善」を意味する「Bene」と前身の商号「Iseya」を組み合わせた造語です。北海道を除く東日本に広範囲にわたる店舗展開を行い、特に群馬県を中心に多数の店舗を構えています。近年は関東全都県はもとより、長野県、新潟県、福島県にも進出を果たしています。

店舗形態は多岐にわたり、総合スーパー型からスーパーセンター型、モール店、フードセンターなども展開しており、食料品、衣料品、家庭用品、日用雑貨まで多様な品揃えで顧客のニーズに応えています。歴史を振り返ると、1974年にはコンピュータを導入して業務をシステム化し、1989年にはホームセンター事業を分社化して株式会社カインズを設立。2000年代に入ってからは売上高も急増し、2006年には新本部ビル「ベイシアビジネスセンター」を開設、本部を伊勢崎市から移転しました。

最近の動きとして、2014年に東京都青梅市に東京第1号店を、2019年には神奈川県三浦市にフードセンター三浦店をオープン。そして、2023年10月中旬には、千葉県船橋市に初の都市型店舗「Beisia Foods Park津田沼店」の出店が予定されています。さらに最新のニュースとして、2023年10月12日に茨城県稲敷郡阿見町に新規出店「ベイシアFoods Park阿見店」が発表されました。これは、2019年以来、4年ぶりの新規出店であり、茨城県内では8店舗目となります。

新規出店の「Foods Park阿見店」では、「より良いものをより安くより新鮮でより楽しく」というスローガンのもと、新鮮で質の高い食品の提供が行われます。特に、地元産の食材も積極的に取り扱われる予定で、各売り場でも地域の特色を活かした商品展開がされます。さらには、ネットスーパーのサービスも開始され、オンラインでの購入も容易になるとされています。

総合的に見て、株式会社ベイシアは多様な店舗形態と地域展開で成長を続けています。都市部への進出や新店舗形態の開発といった、今後の展開が極めて注目されています。特に新規出店となる「ベイシアFoods Park阿見店」は、多角的なニーズに対応した新しい形のスーパーマーケットとして、そのグランドオープンが楽しみにされています。以下、株式会社ベイシアのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。

店舗概要
◆ベイシアFoods Park阿見店概要

店舗名称 ： ベイシア Foods Park 阿見店
住　　所 ： 〒300-1152　茨城県稲敷郡阿見町荒川本郷2033-151
アクセス ： JR常磐線「荒川沖駅」東口より約1.7km（徒歩約20分）
常磐道「桜土浦IC」より約7.7km（車で約15分）
圏央道「牛久阿見IC」より約5.2km（車で約9分）
電　話　 ： 029-843-8000
営業時間 ： 9:00 ～ 20:00
定休日 　： 1月1日